9月12日、今回の祝殿講習は、甲府の祝殿で執り行われました。はじめに、自修鎮魂法、お祓い、お清め、ご修行と順次進めさせていただきました。ご修行は、祓戸四柱のご修行が執り行われました。
ご修行に入る前に、お清めをさせていただき、安全にご修行を進めるために、そして、神々のおはたらきを精緻にお迎えするために、ご参加者、スタッフ全員が五魂を鎮めることで、ご修行においての伝統的なお手順を行わさせていただきました。
そして、祓戸四柱のご修行を執り行うにあたり、事前の解説がございました。解説におきましては、各項目ごとの説明をもとに、神々のおはたらきをお迎えしている時の基本的な動きの確認、各神拝作法のお手順の確認をはじめ、前回から、取り組まさせていただいております学びとして、ご参加者のお一人おひとりが、審神者・神代・八女の各お立場を行なっていただくご修行となりました。
審神者におきましては、より精緻な客観視のもとに、お祓いをあげるということ、神代は、指先に神々のおはたらきをお迎えしながらも、おはたらきを伴う動きに無理が無いことや、脱魂をせずに、どのような動きをしているかを客観視し続けること、八女は皆が揃って、神代に向かって祓いをあげることに専心すること等を、確認していただきました。
そして、祓戸四柱のご修行におきましては、難しく考えずに、ニュートラル、あるいはゼロの意識を保ちながら、素直に神々のおはたらきをお迎えさせていただくことを、確認させていただきました。
講習のおさめとして、ご参加されました皆様から、今回のご修行を通じて様々に感じられたましたことを共有していただきました。
そして、白川学館の祝殿講習の立ち位置として、神々をお迎えするということはどういうことであるのかということを、講師の立場からあらためてお話をさせていただき、講習をおさめさせていただきました。
祝殿講習におきまして、誠にありがとうございました。