4月25日に「白川学館オンライン祝殿講習」執り行われました。このたびの祝殿講習は、オンラインを通じまして、電子祝殿にて皆様とご一緒にご修行が執り行われました。はじめに、自修鎮魂法、お祓い、ご修行、座学と、順次進めさせていただきました。
今回のご修行は、金霊神のご修行として、水晶の鎮魂石と、塩土の鎮魂石による各ご修行が進められました。その後、座学として、「ご修行の解説」を、映像資料をもとに共有させていただきました。大霊神顕現祭の時に発表されました「神々の階層図」が共有されておりますなかで、神々の御神名と、基本的な各概念の一つひとつの解説がございました。
そして、本年度におきまして、祓戸四柱のご修行が執り行われておりますなかで、祓戸四柱のご修行のあり方、さらには、その先に繋がります、金霊神のご修行へと、ご修行の進み方の経緯をご確認いただきました。白川のおみちにおきましての、公の学びの自覚のもとに、神々のおはたらきを迎えることがご修行の本義となることのお話が共有されました。
祝殿講習がおさめられました後に、オンライン交流会が行われました。オンライン交流会におきましては、皆様のお立場におきましてのご近況や、日々感じられたことのお話を共有していただきました。お話におきましては、「布留之鏡」の実証による自らのご体感を、精緻にお話いただきました。そして、家庭祭祀のお話、あるいは、神話知とする学びのなかでの天地開闢の階層のあり方というような様々なテーマを、皆様の日々の学びのなかから、共有していただきました。
当方からの所感となりますが、オンライン交流会のお話におきまして、春の時期の生命の息吹きとともに、張り広がるように、新芽が芽吹く時期でもありますことからも、家庭祭祀を通じまして、お榊の新芽を確認されながら、お榊のお仕立てを行なわれ、お祀りいただいていらっしゃるお話を共有していただきました。祝殿におきましても、祝殿を囲むお榊、そして、ご神前にお祀りされておりますお榊も、新芽が芽吹いております。
神人一如、神人一体の境地のもとに、神々のおはたらきをお迎えさせていただくお榊を通じて、皆様とご一緒にお祀りをさせていただいておりますことを実感させていただきますなかで、白川のおみちの学びの核心としまして、神々のおはたらきをお迎えすることをもって、公の学びを、そして、公の御役割を自覚させていただきながら、皆様とご一緒に、白川のおみちの学びを深めさせていただければと思います。
白川学館オンライン祝殿講習におきまして、誠にありがとうございました。