8月25日に白川学館祝殿講習が行われました。本年度より、祝殿講習におきまして、各種講習会を開催させていただいておりますなかで、このたびは、祝詞構文講習を開催させていただきました。
はじめに、電子祝殿におきまして、オンラインとリアルの各お立場の皆さまとご一緒に、お祓いを執り行わさせていただきました。
そして、お祓い後に、兌館(たいかん)にて、祝詞構文講習会が行われ、祝詞のあり方と意義、成り立ちや歴史について、七澤賢治前代表理事による説明知と、祝詞全集を編纂されました。菟田俊彦先生の解説のお言葉も共有させていただくなかで、一つひとつの文章の言葉を、皆さまとご一緒に確認させていただきました。
さらには、祝詞が祝詞構文として展開されますところを、白川学館の学びの立ち位置として、そして世間ではまだ認識されていない学びのあり方を共有させていただきました。
祝詞構文のあり方としましては、日々の祓い・鎮魂・言霊の実践の学びを深めていくことと連動して、階層と統合の学び、さらには、デジタルとアナログが統合されるところの学びとしても成り立っているところを確認させていただきました。
七澤賢治前代表が、祝詞構文の和語の言葉として、アナログは「大神々(おおかみがみ)の御身(おんみ)と御心(みこころ)」と表わされ、そしてデジタルは「誠(まこと)の理(ことわり)」と表現されました。
そして、デジタルは、自らのアナログの世界観のなかで確認されることとして、それは、いわゆる機械のみを表わすことではないことを、さらには、デジタルとアナログは、和語として、統合を成す言葉のあり方となることを確認させていただきました。
古来より続いている和語による祝詞構文のあり方が、今日の時代にお役立てさせていただく学びとして、さらには、公に貢献させていただくための実証の学びとして、祝詞構文を展開させていただければと思います。
祝殿講習におきまして、誠にありがとうございました。