3月24日の金曜日に「白川学館 祝殿講習」が執り行われました。今回の祝殿講習におきましては、白川学館理事の莵田中子さんをお招きして、特別講演が行われました。
「日本人と大嘗祭と麻」というテーマにおきまして、講演が3回行われますなかで、今回は、第一回目の特別講演となりました。古来より、衣食住においての生活必需品として、日本での最も古い産物として扱われていたこと、日本の神事におきましては、祓具として、麻が必ず用いられてきたこと、そして、現在の実情など、本来の麻のあり方や、用いられ方を、様々にお話いただきました。
さらには、今回は、日本の国内で生産されました、精麻として調えられた麻をご持参いただき、祝殿におきまして、精麻による祓いを、参加者の方々がそれぞれに体感していただきました。
リアルとオンラインの同時開催として、次回は、4月、5月の講演となります。
ありがとうございました。