令和4年4月26日、白川学館オンライン祝殿講習を執り行わさせていただきました。電子祝殿を通じて、自修鎮魂法、お祓い、金霊神のご修行、倭論語のご修行と進めさせていただきました。
金霊神のご修行におきましては、隕鉄と塩土のご修行が執り行われ、感じられましたことを様々に言語化していただきました。
倭論語のご修行におきましては、一週間前より、事前に、ご神託としての和歌をお送りさせていただきまして、お調べされたのち、皆さまがそれぞれに選ばれたご神託の和歌のご感想を共有させていただきました。
そして、講習後には、オンライン交流会としまして、石原さんにご進行をいただきまして、ご参加されました会員の皆さまとのお話の場を共有させていただきました。
当方の所感となりますが、金霊神のご修行におきましては、皆さまのお一人おひとりが感じられたことの言葉のあり方に、対称性通信、情勢の即時移転をもっての言語化がなされていることを感じさせていただきました。そして、皆さまのご体感に共通することが多く見受けられましたこと、たとえば、隕鉄のご修行のときには、軽い浮遊しているような感覚があった、というようなことなど、ご修行の場として、共通する感覚があったことが、一つの特徴であったと思われます。
そして、倭論語のご修行におきましては、当時の先人の方々が各お宮、神社においてのご神託をお受けされるなかでの和歌を通じて、時空を超えた結びのおはたらきとして、各和歌の言霊を、皆さまのご自身の人生に活かされるように、自らを省みられながら、和歌の言葉との結びをもって、ご自身の生き方にお役立てされるようなご感想を感じさせていただきました。
そして、講習後のオンライン交流会におきましては、来月の5月から写し祝詞の勉強会が行われるなかで、前回のリアル開催での祝殿講習におきましての、写し祝詞の学びに繋がる、最初の基本のあり方として、実際に筆を持って体験していただきましたが、そのときのご体感が、即時に、お祓いにも通ずるということが、はっきりとした体感として感じられた、というようなお話もいただきました。
日々の朝拝夕拝、そしてご自宅におきまして、お祓い、鎮魂をされるなかで、祓詞の一音一音が感情の抑揚に流されずに祓詞がなされるところを、一音一音を置くように、写し祝詞の文字による祓いを行うことにより、祓詞の一音一音を置くことが、一つの線を書き表す、立ち顕すことに繋がる、というご感想をいただきました。
基本に立ち返るというテーマも、本年のテーマの一つとなっていますなかで、皆さまがそれぞれのお立場で、日常に学びを活かしていただき、オンライン、リアルと開催させていただくなかで公の学びを共に深めさせていただければと思います。26日の祝殿講習におきまして、誠にありがとうございました。(斉藤)