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2022年2月26日の第六種神拝作法修習

 2月26日土曜日に「第六種神拝作法修習講習」が行われました。このたびの修習は、社会情勢を鑑みまして、オンラインですべて執り行わせていただきました。今までは「ご修行」というものができなかったわけですけれども、今回、六種を修習することで、神衣美を身に着けて、「ご修行」ができるようになるということで、13名の方にご参加いただきました。

 この「ご修行」というものがどういった意味合いを持つのか、また、本来「祓い」と「鎮魂」そして「言霊」という三本柱で学びが深まっていくということでありますけれども、「お祓い」と「ご修行」というものも、同時に両輪で進むという話にもなっています。

 ご修行がどういった意味合いを持つのか、また個人のものではなくて公のためへ向かう、その神々の階層とご修行の関係について、2019年8月の六種修習講習の七澤賢治元代表の講話を再編集いたしまして、みなさまにはお伝えさせていただきました。

 本来、第六種神拝作法は、七澤賢治先生からみなさまに直接お伝えいただいておりました。このたびの修習も、七澤賢治先生の和学教授所の神拝作法の動画の中からみなさまにもお伝えさせていただきました。その後、神拝作法の実践を、再度祭員とともに確認させていただきました。

 会員のみなさまが、神をお榊に迎えるということと、それからご自身に迎えるという、そのお迎えの仕方というのがどう違うのか、ご理解いただけたのではないかなと思っております。

 七種・六種というのは、年に二回、毎年開催されますけれども、オンラインでも開催ができるということで、今後ますます日本全国、さらには世界中から参加ができることになります。なかには、次の七種修習を見込んで、海外から日本に帰国した際に、白衣をすでにお求めになられて、そしてまた海外へお戻りになって、向こうでお受けになりたいというお申し出もいただいております。

 世界にどんどん広まっていくというような実感も持っておりますので、また皆さまと一緒に、この教え、そしてこの学びというものを守り、新しいやり方にチャレンジしていきながら進みたいと思っております。(山口)


 「白川学館 第六種神拝作法 修習講習」が行われました。そのなかには、七澤賢治前代表理事による映像講話がございました。

 講話におきましては、六種鎮魂作法をもって、自然の神々である五行の神々を、神々のお働きとして、神人一体のもとにお迎えさせていただくということ、神人一体の境地として遠津御祖神、そして自然の、五行の神々のお働きをお迎えして、さらには神人一如のもとに、五霊神、国津神、天津神の各階層の神々のおはたらきをお迎えする体系があるということを、共有確認させていただきました。

 人が五行の神々をお迎えするにあたりましては、自らが自然でもあり、そして地球に生まれ、そして存在しているということ自体が自然のお働きであり、自らが自然のお働きでもあるということを自覚することが、六種鎮魂作法でもあるというお話がございました。

 そして、五行の神々のお働きとは、木・火・土・金・水のそれぞれの神々のお働きであり、人も自然であることから、身体の中にも五行の神々のお働きがあるということ、説明知の一つとして常温核融合のお働きがございまして、それは火の神のお働きであることが共有確認されました。常温核融合という、大量のエネルギーをもたらす仕組みが、人の身体にもあり、そしてそれが神のおはたらきとしてなされているという説明知でございました。

 核融合についての最近の話題といいますと、現在、核融合の研究開発が、世界におきましても、日本でも進んでおり、これからの時代の新たな技術として、実用のための実験段階が、かなりのところまで進んできているというような情報もあるかと思います。

 少なくとも、日本におきましては、核融合という概念・発想が生まれるということは、白川学館の共有の学びにおきましても、五行の神々のお働きの一つとして、核融合の概念に通ずるようなご修行の体感、そして、説明知としても、発想を生み出すことができるということの学びの深さを、あらためて感じさせていただきました。

 古神道や神話の世界は、いわゆる核融合の原理に結び繋がるような、神々のおはたらきを通じての体感の仕方と、そのような言葉・概念・着想が創造される世界観が、今日においても確実に存在し続けているということを、あらためて確認することができる学びの場であると思いました。

 そして、科学をもっての実証も含め、人文科学・自然科学・社会科学の三つの科学の体系が統合されるなかでの科学の立場をもって、整理されながら、古神道や神話においての和の叡智が存在することが再確認されることで、世の中にお役立てされていく時代にあるのではないかと思いました。

 白川学館の公の活動におきまして、今日の時代において、各階層の神々のお働きのご加勢の本義と、科学に繋がる説明知が同時になされるというところを、しっかりと共に学び合い、そして共にお伝えさせていただくことで、現代社会への架け橋のお役割としての、公の活動となるのではないかと、あらためて思う次第でございます。

 そして、公の学びの活動を通じて、あらゆる各産業の分野におきましての多くの方々へのお役立てと賛同もいただきながら、そして、さらに共に学びを深め合いながら、社会貢献に結び繋がる創造の学びの場をますます展開させていただけたらと思います。(斉藤)

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