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2022年3月16日のオンライン祝殿講習

(※3月16日 23時34分頃福島・宮城県で震度6強を観測する地震が発生しました。)

 被災地の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また一日も早い復興を祈念申し上げます。甲府も非常に揺れまして、停電になったり、水が止まったりしました。祝殿のお榊も、おそらくすべて倒れているだろうなと思っておりました。結構大きな榊なので安定が悪くて、水替えのときも、たまに倒れたりするんですね。ですが、朝になり、布巾を持って祝殿に入ったら、すべて無事で、榊は倒れていませんでした。母屋の神殿のお榊も、無事でありました。

 この環境でお祓いをやっている価値というものを、ひとつ大切にしていきたいなと思っております。というのも、甲府の地は、北アメリカプレートとかユーラシアプレートとか、太平洋プレートとか、そういった大きなプレートが重なっている地帯でもあるのです。つまり、ここの土地自体が、地球のプレートが重なっているところなので、世界の地震を最小限に食い止める祈りが、地球のコアに通じやすいような、そのような場所ではないかなと思います。

 また甲府盆地自体が、パラボラアンテナのようになっていますので、宇宙からの情報を受信したり、宇宙に向けて発信するようなかたちで、地形自体が、非常に祈りの通じやすい場所なのです。

 よく七澤前代表は、「祝殿自体が、重力から抜けた宇宙船なんだ」というようなお話をされていました。特別な空間で、お祓い・鎮魂をやることには非常に価値がある、ということを再認識していただくことが大切かなと思っております。

 3月16日に行われました、このたびのオンライン祝殿講習では、まず自修鎮魂を29分間やりまして、その後、お祓い、そして金霊神の炭と水の修行を行いました。次に感想のシェアタイム、そして和論語のご修行というかたちで進めました。

 ご修行のあとの所感といいますか、講師陣で少し話をいたしました。やはり、漫然と、ただお祓いをするとか、鎮魂をするというのだと、やはりその時間に意味がないと。ただ見ているだけ、ただお祓いを上げているだけになってしまいます。

 この祝殿の空間自体が、装置化されているわけですよね。我々が外だと認識している空間というのは、実は我々の外にあるのではなくて、認識しているということは、やはり、すべてが自分の内側にあるということですし、どんな空間で、環境で、お祓いや鎮魂をやるかということは、非常に大切なことだといえます。

 白川の学びで非常に大事なことは、「命が階層性になっている」ということと、「この空間で神とコミュニケーションする」ということです。神とコミュニケーションするといいますと、自然の中でも神のコミュニケーションというのはできるわけですけれども、祝殿のなかでは、榊とか、自然のもの、五行のものがありますし、またその奥に、神々の階層性の体系が、環境として整えられています。通常、我々は肉体レベル、ご先祖レベル、また自然の五行までの認識がやっとできるぐらいだと思いますが、祝殿の空間・環境に、命の階層性というのが表現されているので、この環境でお祓いとか鎮魂するということは、自らの命の階層性をしっかりと認識し、それを最大限に発揮できるということに繋がります。

 ですから、命の可能性を最大限に発揮させ、ここで祈りをするということの価値を再認識していただきたいと思います。これから毎朝の朝拝も、命の階層性であったり、命の最小単位とコミュニケーションしたうえでその価値を認識していき、世界平和であるとか、この地震を最小限に止める祈りというものを、より先鋭的に、オンラインのみなさまと、共にやっていきたいと思っております。

 今後とも宜しくお願いします。(阿蘇)

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