11月30日、今年の最後のオンライン祝殿講習を行わせていただきました。明日から12月1日ということでいよいよ師走にはいります。あと一回、リアルの方の開催は12月15日に行わせていただく予定になっています。オンラインとしては今年最後の講習となりました。最後ということもあったものですから、沙庭のご修行をやめにしまして、七澤賢治先生がZoomでお話しをされて録画されていたものを編集しまして、そちらをご覧いただきました。
もちろん大霊神のご修行もありまして、今回は炭素の玉を使ってご修行をしました。11月の半ばにリアルのご修行があったときに、水晶とそれから炭素の玉で、玉の比較という意味もあって2つ行わせていただきましたが、その炭素を、リアル・オンラインともに行わせていただいたということで、両方参加された方もいらっしゃったのですが、感想の中で、リアルの場合にはこうだったけれども、オンラインの場合にはこうだったというような、その違いの感想を述べられた方が何人かいらっしゃいました。それも、祝殿講習を今行っているなかで、非常に参考になりました。
同時に七澤賢治先生のお話は、「はふりめく」「はふりこと」でもそうですけれども、こういうことを先生がおっしゃっていた、というようなことは、今一度改めて聞いたり見たりしても新鮮な気持ちで、また今の自分に響くということで、皆さんもご経験されていることと思います。
昨日のビデオのなかで一つ印象的だったのは、先ほど中止にしたとお話をした沙庭のご修行ですけれども、高濱清七郎先生が明治のころに、沙庭の歌の中で、門人の方々と一緒に神を掴むというようなことをやっていた、ということがあります。そのなかから、私たちは当時の神観というものがどういうものだったのかということで、この一年間、ずっと沙庭を皆さんと読みながら、その神観を掴むということをやってきました。
それと同時に、高濱清七郎先生の手法といいますか、おそらく当時も白川のご修行というのは、代々いろいろと引き継いできたご修行のやり方があったと思いますけれども、その歌を通じて神を掴もうという試みは、高濱清七郎先生が、当時その時代に即したといいますか、そのときにやろうと行われたなかでは、非常に画期的だったのではないかと思っております。スタッフ一同で終わった後に、本館の方で反省会をしながら、そんな話も出ました。
やはり白川のご修行というのは、継いできたもの、すなわち、変えられないものと、同時に変えていくものも一緒に行うといいますか、その時代時代に即したものをどんどん取り入れて、そこから、また神を掴んでいこうという試みがなされていたと、私達も再確認になったと思っております。賢治先生のお話のなかで、そういうお話があって、改めて聞き入って、学びを深めさせていただきました。
来年も、オンライン、それからリアル、両方並行してご修行を進めさせていただきたいと思っております。その違い、そこから生まれる神、デジタルを使っての神、それからリアルを使っての神、というものの違いも、これからまたいろいろと確認をしていきたいなと思っております。
ぜひ、たくさんの皆様にご参加いただければと思っております。リアルの12月15日は、すでに多くの方が募集に参加を表明いただいてますけれども、来年一月もまた新しく始めたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。