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2021年11月18日の祝殿講習

 11月18日、以前よりお話にありました祝殿でのご修行を、本当に久しぶりに、執り行わせていただきました。16名ほどの参加者の皆さんだったわけですけれども、今年の修習講習会が、七種それから六種がオンラインで続いてきたこともあり、祝殿でのご修行というのが、初めてだという方が何人もおられまして、祝殿の中での様子もそうですけれども、こういったなかでご修行するということで、緊張の面持ちの方もいらっしゃいましたが、非常に和やかに行われました。

 事前に参加者の皆様の、今までのご修行の具合いといいますか、修習もそうですけれども、ご修行に参加されている回数ですとか、参加者の皆さんのご修行の進み具合といったものを事前に事務局で話し合いまして、2グループに分けさせていただくことになりました。

 先ほどお話しましたとおり、初めての方もいらっしゃれば、もう何十回も出ていらっしゃる方もいらっしゃいまして、前者の参加者の方々には、祓戸四柱のご修行をさせていただきました。またご修行の回を重ねていらっしゃる方に関しては、今までのご修行ではなく、金霊神のご修行を行わせていただきました。オンラインでは金霊神のご修行をさせていただいていますけれども、ここでも金霊神のご修行を行いました。

 これは七澤賢治先生からも「後戻りすることはない、もうどんどんご修行を前に進めてほしい」というようなお話もありましたので、過去に遡ってやるというよりは、進めている方はどんどん進んでいただく、ということになります。

 金霊神のご修行は、オンラインでの場合は、玉を一つ使ってやらせていただくのですけれども、昨日は2つ、水晶の玉とそれからカーボンの炭の玉を2つ使わせていただきました。それは比較というわけではないですけれども、「あきらかにそこに何か違いがあるね」ということを感じていただいて、日頃お話している目に見えないエネルギーを「明らかにある」と腑に落としていただくという意味合いもありまして、連続して2つ行わせていただきました。

 それと同時に、今アナログとデジタルという分け方がよくされますけれども、斉藤祝殿宮司のお話にもありますように、アナログとデジタルの統合ということで、初めてご修行をされた方であるにも関わらず、祝殿というところが非常にデジタルの力で装置化されていて、初めての方でもご修行が早い、白川学館が発足した当時に比べると掴みが早いと、今回の結果として、そのようなことも感じました。

 また、場所を変えまして兌館の方では、みなさんもご存じのとおり、お祓いのご修行ということで、お祓いをもう一度あげさせていただきました。お祓いのご修行は、少人数になりますけれども、6人と9人という形で分かれてのご修行です。

 全体の声の中から自分の声、自分の声の中からまた全体の声、それからボーカロイドの声、その声の立ち位置といいますか、非常に耳を澄ませて声を発するアウトプットと、耳から入れるインプットの割合で、どちらかといえばインプットする方の耳の方のウエイトにすこし重きをおいてお祓いをしましょう、ということでお祓いをあげていただきました。

 早速アンケートを書いていただいた方のなかに、そのときの感想として、私もそう思ったのですが「自分があげているお祓いなのか、それとも人があげているお祓いなのか、それが段々境が無くなって判らなくなって誰があげているのか…。でも全体が非常に一つのお祓いになって祓いが進んでいるというような、そういうお祓いをさせていただきました」というような感想をいただきました。

 個人と全体、全体と個人、個人が祓われることで全体が祓われる、全体が祓われることで個人が祓われるというような、これは鎮魂も同じだと思うんですが、個人が鎮魂されることで、全体が鎮魂されて、全体が鎮魂されることで個人が鎮魂されるというような、来週また大事なお祭りがありますけれども、そういったことが非常に腑に落ちるような、今回の参加者のみなさんのなかにもそれが非常に伝わったな、というようなご修行になりました。

 ご修行と、それからこの日々のお祓いが両輪で進むというのは、前からお話が出ていますけれども、それがまた実感として現れたようなリアルのご修行でした。これはオンラインのご修行でも、オンラインだからリアルだからということではなくて、先程のアナログとデジタルの統合という意味では、これからオンラインをどういうふうに進めればいいのかということも、またシステム化の検討をいたしまして、さらにパワーアップしていきたいと思っております。

 11月はもう一度オンライン祝殿講習がございまして、12月は祝殿でのリアル講習があります。あと一回ずつありますけれども、たくさんの皆さんに参加していただきまして、そういったことを腑に落としていただく、またこちらも腑に落とせるご修行の作りこみ方を一緒にさせていただきたいなと思っております。

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