23人の方が祝殿で、オンラインを通じて5名の方が、合わせて28人の方が、第六種神拝作法修習をお受けになられました。今回はオンラインと、それから実際にこちらの祝殿で参加していただく同時開催というような、初めての試みをさせていただきました。事前からスタッフで綿密に打ち合わせをしていましたので、非常にスムーズに進行し、滞りなく皆様に修習をお受けいただくことが出来ました。
第六種を修習されますと、いよいよ神衣美を着まして、ご修行に参加できるというような白川学館の会員制度になっています。第七種は、白川の紋の付いた白衣を身に纏って、祭祀に参加することができますが、この第六種神拝作法修習より、本格的にご修行と祓いの両輪で、学びがどんどん深まっていくことになっております。
今のご修行に関しては、今までのいろいろな流れがありました。また、その折々に、白川は実験祭祀学と言われていますので、今はデジタルの力を借りながらご修行が進んでいるわけですけれども、やはりご修行そのものは、各自が何かを掴んでいただくというような目的のものではないのです。
やはり最終的にご修行というものが、公のものに向かって進んでいるという、そこの確認を今回の第六種神拝作法修習でも確認させていただきました。
これはやはり、自分自身の自省の念も含めておりますけれども、ややもすると、体感があったとか、体感がなかったというところに終始してしまって、そこから先の、本来の目的というところを見失いがちになってしまうのです。そこはやはり時折々に、きちんと律して、姿勢を正して元に戻す作業、確認作業を皆さんと行ってまいりたいと思っています。
ご修行も今後オンラインを通じて、大霊神のご修行があるのですけれども、これも今まで白川がどんどんブラッシュアップしてきたように、今後もまたブラッシュアップして、たくさんの方々に一緒に学んでいただけるようなそういうシステム作りを再構築しなきゃいけないなというところを先週の土曜日改めて気を引き締めて感じたところでございます。