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2026年7月4日の第七種神拝作法修習講習での
七澤久子代表の講話

~冒頭~
こんにちは。ようこそ、甲府の祝殿にお越しいただき、誠にありがとうございます。また、オンラインから今日ご視聴いただいている皆様方、心より御礼申し上げます。

今朝も、玄関を掃き、そして花に水をやり、庭の榊に手を添えて、「元気かしら」と声をかけました。そうすると、「今日も元気よ」と、榊が応えてくれるような気がいたします。私たちは自然と共に生きています。そのことを毎朝改めて感じながら、一日を始めています。

私は、七澤前代表とともに、昭和57年4月18日、白川のおみちを学び始めました。自宅の八畳間の神殿に、高濱清七郎先生の曾孫にあたります高濱浩先生をお迎えし、この「おみち」が始まりました。当時、私は29歳でございます。長女はまだ8ヶ月でございまして、子供を傍に寝かせながら、先生のお祓いをいつも背中から受け、「おみち」というのは何と心地よい「おみち」なんだと深く感じました。

そして高濱先生は「奥様、素直が一番です」っておっしゃいました。今でも鮮明に覚えています。日頃、私は多くのことを兼任しておりますが、八畳間に入るときは、全てを外に置き、きちんと自分の身、居住いを正して火打ちをします。

そして八畳間に入ります。そして先生のお声を、まず祓い、清めという形でございますが、お清めから始めました。その心地よさは何とも言えず、ストーンと静かな波を感じたのですね。そして「この道というのは決して慢心してはいけません」とお話がございました。

私がだんだん、「私すごいな、こうなるんだな」と自負の気持ちもありました。しかし、このお道を習うにあたって、先生から二言お話がございました。それは、まず「素直に生きましょう」ということです。そして、「祓いに始まり、祓いに終わります」と伺いました。

今、43年たちましたが、日々お祓いをあげております。そして自分の身を清めて潔斎して祝殿に向かいます。そのときに「祓いに始まり、祓いに終わる」とこれは実践あるのみと感じております。それは、祓いが自分の上の天を通して、後ろから自分を祓う。自分の祓いが、自分を清めてくれます。それが自分祓いです。

そしてお清めのときは、八畳間の真ん中にお清めの方がいて、その真正面からその方に向かってお祓いをあげます。その方に向かった祓いが、また自分に返ってきますね。

この「祓いに始まり、祓いに終わる」という生き方を、今、高濱先生から教えていただいて43年たちます。まさに中心軸をきちんとたて、丹田に気持ちを据え、自分の祓いで清まり、そして息がきちんと両肩から肺に向かって、鼓動のようにゆっくりと巡りますとね。その後の心地よさ、それが毎日の結果になります。

多くのものがきます。でも、その朝のお祓いをすることで、また素晴らしい朝が迎えられますね。ここで皆さまとともに毎朝、お祓いを奏上させていただいております。そのお祓いそのものが、私の人生の生きがいです。

白川学館の第七種神拝作法のテキストに、「このお祓いはあなたにとってどんな道ですか」という問いがあります。そしてそこに、「祓いに始まり、祓いに終わる」、そして「慢心せず」ということが記されています。具体的な言葉もございますが、お祓いをあげることで、静寂の中で心が整って、そして気持ちのすがすがしい日々がきます。

皆さまにお伝えしたいのは、一期一会です、一つ、一つが一期一会です。今日この時、今日のお祓い、そして今日皆さまとともに行った第七種神拝作法奉告祭、これは一生に一度であり、今この時が一期一会です。本日、皆さまとお会いし、そしてともにお祓いをここで奏上することを、心から喜んでおります。そして、この七種伝授は、遠津御祖神の皆さまの代表として皆さまがここに鎮座する、そのように思ってくださいませ。

本日、これを受け入れるにあたり、私は、お墓参りをし、七澤前代表のもとに、「本日、第七種神拝作法奉告祭をいたします」ということのご報告をしてまいりました。七澤家の遠津御祖神の皆さまとともに、そして私の先祖、旧姓は小島でございますが、小島の遠津御祖神や、そういうそれぞれの遠津御祖神の代表として、私が今ここでお話しさせていただいていると感じております。

皆さんは、第七種伝授ということで、遠津御祖神の皆さまとともに自分が先祖の代表となり、尊いお祓いを奏上する。そのような意識でいていただくと、本当に力強く、これから歩む道は一歩また一歩、光の階(きざはし)を皆さまとともに歩んで参ります。

ぜひ体感し、そして継続し、白川のおみちの一筋の光として、皆さまがここからさらに進んでいただければ、大変ありがたいと思います。

本日はお越しいただき、またご視聴いただきまして、誠にありがとうございます。それではこれから第七種神拝作法奉告祭を行います。本日もよろしくお願い申し上げます。

~結び~
祝殿というのは、結界の中になります。皆さんはご存知かと思いますが、こちらの壁は漆喰でございます、周りに山並みがございます。外が榊で結界、そして漆喰で結界、幾重にも結界されております。そして祝殿そのものが、神聖な祈りの空間として整っております。実際に、漆喰で描かれた富士山がございます。富士山の稜線に向かって周りが続いてありますね。

七澤前代表がどこかの機会にお話ししましたが、この山梨県の甲府というのは、同心円状の中で富士山と、第2の北岳がございます。富士山・北岳をぐるっと一周の、その円の中心に甲府がございます。

七澤前代表の先ほどのビデオに、高濱浩先生が「七澤さん、ここで白川の道を100年でも200年でも守ってください」というお話がございました。今43年目でございます。未来につなぎ、皆さんとともに進ませていただくという決意でございます。

実は先ほど初めに私がお話したように、この第七種神拝作法講習のテキストの最後でございますが、そこに問いがあります。「あなたの人生におみちをどういうふう役立てていきたいですか」という文がございます。ご覧になっていただけますでしょうか。そこにおみちの心得が書いてございます。私が言葉で言うまでもなく、今日皆さまが体感された中にあるのではないでしょうか。

高濱先生は、この道は「祓いに始まり、祓いに終わる」ということをお話ししてくださいました。八畳間の真ん中に私が座り、お清めという形を始めさせていただきました。そして審神者の位置から高濱先生が、私の背中に向かい、祓いをしてくださいました。その時に高濱先生が六種の鎮魂をしてくださいましてそして、高濱先生の息吹が私のお腹の中を通るんですね。

高濱先生のお声のお話をいたします。私の妹が、歯科医院の地鎮祭をしましたときに、初めて皆さんの前で高濱先生がお祓いをされたときです。お祓いは高濱先生と七澤前代表、そして私3人で奏上いたしました。無風であったにも関わらず、その時に高濱先生がお祓いを奏上された瞬間、紅白の垂れ幕が静かにサラサラと揺れ始めました。まさに祓いそのものがそこに現れていたのです。

皆さん。今日のお祓いを奏上されたお気持ちはいかがでしょうか。お祓いというのは、自分の口から、そして外に、天に上がってまた自分に返る。それを高濱先生は私たちとともに実践してくださいました。次女の七澤真樹子は、私が身ごもっているときに、ご修行をしていただきました。6ヶ月目から生まれるまでの間、ずっとお清めという形をしました。

小笠原孝次先生の言霊、そして高濱先生の祓いですね。命が生まれる前から、音と言霊に包まれていました。そして、拍手そのものが、私たちとともに高濱先生の拍手、子供は胎内で聞いているのですね。それが今でも伝承されているのです。

一人のお祓いは、それは一粒の水滴が水面に広がる波紋のように、周囲へと広がってまいります。弥都波能売神(みづはのめのかみ)は、水を大事にしています。お祓いをあげていくと、水がぐるぐると回り始めますね。そして水が清らかな、まったりした、とても素晴らしい水に変わります。水が澄むように、人の心もまた清らかになっていきます。そういう体感を高濱先生とご一緒させていただきました。水に向かって周囲からお祓いをあげます。そういうことをさせていただきました。

これはあくまでも口伝という形でここまでまいりました。七澤前代表は2012年8月11日に祝殿を建てました。ちょうど震災の1年後でございます。「できるかな、大丈夫かな」というときにさせていただきました。

私は、2019年3月5日、アメリカのサンフランシスコに滞在していました。その日、この電子祝殿が初めて海外と繋がりました。七澤前代表が、この祝殿の中に座って皆さんにお話ししているときに、私たちはフェニックス空港のすぐ近くのホテルでそれを聞いていました。

そのときに白川のことを存じない方が同席しておられました。その方が、「すみません、ぐるぐる回ります」とか、「左にぐるぐる回るのですけど、右にも回ります」と驚かれていました。私は「大丈夫ですよ」と申し上げていました。距離を超えてもお祓いは伝わると実感いたしました。白川のおみちというのは、高濱先生が教えてくださった地鎮祭のときの祓い言葉で紅白の垂れ幕が揺れる、そして水が清まり精緻になる。そういうことを私は体感しましたが、離れている日本とアメリカの間でそれが体感できたわけですね。

私はまさに電子祝殿が宇宙に向かって動き始めているのではないかと思います。今日も、天窓の八畳から、天に向かってお祓いが届きます。

今日ここにお集まりいただき、またオンラインでご視聴いただいた皆様とともに第七種神拝作法伝授でお祓いをあげさせていただきました。初めにお話ししたように、今日のお祓いは今日で消えます。皆様とともにあげた一期一会は、一つ、また一つがまさに一期一会です。

今日のお祓いは皆様とともに奏上できて、そして私も一つお役に立てたと思います。これからまだ役目は続くと思いますが、皆様とともに100歳、200歳と続けて、皆さんの一粒の輝きが宇宙に向かって、光輝く階(きざはし)を一歩一歩上り進めていくと、素晴らしい世界になると思います。

昨今、世界情勢は変わってきました。ただ言えることは、ここでお祓いを身に受けて、自分の口からお祓いをあげることで、周りが変わり、そして自分の空間が清らかになり、それが波紋のように広がって、居住まいを正して座って、お祓いをあげられる場になるのです。清らかな波紋は、周囲へ、社会へ、世界へと広がってまいります。

最後、「祓いに始まり、祓いに終わる」というおみちを共有できましたことを、心から嬉しく思います。どうぞこれからも日々のお祓いを大切にされ、白川のおみちを共に歩んでまいりましょう。

今日はお越しいただき、誠にありがとうございました。

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