5月16日に白川学館 祝殿講習が執り行われました。このたびの祝殿講習は、甲府の祝殿にて執り行われました。はじめに、自修鎮魂法、お祓い、そしてご修行と、順次進めさせていただきました。今回のご修行は、祓戸四柱のご修行が行われました。
今回のご修行におきましては、白川のおみちのご修行は、公のご修行として執り行われるということ、そして、個のためのご修行を目的として行われるのではないことをはじめとして、事前に諸説明をさせていただきました。
そして、神々のおはたらきをお迎えするご修行におきまして、神人一体、神人一如の精緻な言葉をしっかりと確認するなかで、一つひとつのおはたらきの動きをしっかりと客観視することがテーマとなりました。
その上で、初めにお迎えさせていただく神のおはたらきである遠津御祖神をお迎えする動きのあり方、そして、五行の神々のおはたらきによる動きのあり方の一つひとつを、自意識による無理な動きとして先に働いていないかを、精緻に客観視するなかで、ご修行が行われました。
そして、講習のおさめとしまして、白川のスタッフより、あらためてお話を共有させていただきました。
先日、水の研究をされる方々が、甲府をご訪問され、水のあり方、世界についてお聞きしましたことをお話させていただきました。
水は意志であり、鏡であり、すべてを写しだすということ、そして、水はとても繊細であり、クラスターの繊細さから、一つひとつを丁寧に扱っているかどうかで、水の本来の働きにも影響を及ぼすことをお聞きしました。
さらには、水の本来のあり方が、世の中の平和、そして調和をもたらすことに繋がるということのお話がございましたことを共有させていただきました。
そして、自らの体の中にも水があり、分水嶺のごとく湧き出ている水を、日々の祓い・鎮魂・言霊の実践をもって祓い清めていくということを、七澤賢治先生が説明知としてお話されていることから、水のあり方の科学的なご研究により、実証に繋がる学びとなることを、共有させていただきました。
白川のおみちの鎮魂のおはたらきには、魂(たま)を鎮めることと、活性化と、両面の働きがあるところから、遊離の五魂を鎮魂することはもちろんのこと、その先には、魂(たま)を磨く境地のおはたらきがあるということを、学びとしても共有されています。
魂を磨くという境地のおはたらきは、水のご研究をされる方々の日々の生活におきましても、同じような意識の世界に及ぶことをお話されていました。
公の平安清明にお役立てさせていただく活動の出来事も、今回の祝殿講習においてお話をさせていただきました。
原点に立ち返り、今までのご修行で得たと思っていることを無にして、ゼロから、一つひとつを丁寧に確認していくということのご修行のテーマのもとに、共に学び合う場となりました。
祝殿講習におきまして、誠にありがとうございました。