6月16日、リアルの開催で祝殿講習がございました。もうすでに皆さまと一緒に共有させていただいているところで、遠津御祖神から始まるご修行の体系を、昨日は改めて会員の皆さまにご説明させていただきまして、それから、今、ご修行というものが、どういうような体系になっているかということの共有の場になったと思います。
ご修行というものを改めて考えますと、ご修行中、祝殿の中で起きたことというのは、外に出たときに、それが色々とあらわれていくというような話を、七澤賢治元代表から、皆さまも聞いたことがあると思います。
これは、祝殿の中では、非常にそういう場になっていくというようなことは、前々から会員の皆さまも、ご承知いただいているところだと思います。それと同時に、やはり祝殿で起きていることは、幽と顕という言い方もできるかと思いますけれども、これはご修行に限らず、やはり毎日の朝のお祓いでありますとか、それから祭祀で、ここで言挙げしたことがきちんと外に伝番するというような、外で起こるというような、そういうことが祭祀の本義にもなっているわけです。
そういう意味では、今、私たちが毎朝祝殿でお祓いを上げているなかで、気持ちとしては二週間後に大祓の祭祀があるわけですけれども、懸念されているところは、大祓の祭祀をしっかり執り行う気持ちが、どういうふうに祝殿での毎朝の中で顧みられているかということが、また外に向かったときに、外の世界でそれが現実化するというようなことになろうかと思うんですね。ですから、大祓がすでに毎日、日々始まっているということになろうかとも思います。
ご修行の話に戻りますけれども、そういった意味では会員さまのみならず、私たちスタッフも非常にご修行になっているといいますか、「ああ、やっぱりそういうことだったのか」とか、それから「そういうことが起こっていたのか」というような、ご修行が、確認の場にもなっているということがありました。
昨日も終わった後に、スタッフのなかでも、そういう反省会といいますか、お話をする機会があったわけですけれども、そのなかで、会員の皆さまと一緒に作り上げていくご修行の中から、会員さまからいただいた感想や体感としてあったことが、どういう意味なのか、審神者するというようなことになっているかと思います。
祝殿講習は、いつもボーカロイドを作るときに、会員の皆さまの全員のお名前を入れた構文、それからスタッフの名前全員の構文を入れて作るのですけれども、そのなかに七澤賢治先生のお名前も入れさせていただいております。七澤賢治先生が、ここでご修行を一緒に行っていただいているというなかで、昨日の、ある会員さまのお話からも、それを如実に感じ取ることが出来たのが、非常に私たちとしても安心したところでございます。
ご修行の体系において、最終的には、一人修行というものが待っているということも、これから先のご修行について、考えていかなければというふうにも思っております。
ですが、システム学習の中で、安心安全にご修行が行われるということが一つの目標にもなっておりますので、そういったところに注視しながら、これからも進めていきたいなというふうに思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。(山口)