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2022年5月31日のオンライン祝殿講習

 5月31日、オンライン祝殿講習を行いました。北海道から石垣島まで、33名の方に参加していただきました。

 最初に自修鎮魂を29分間やりまして、そのあと皆さまとお祓いを奏上しました。そして金霊神のご修行は、昨日は塩土と炭のご修行を行いました。そのあとに倭論語のご修行を行い、終了という流れのオンライン祝殿講習となりました。

 金霊神のご修行は、塩土と炭を使ってお祓いを奏上して、そのあとに皆さまに感想をシェアしていただいたのですが、やはり毎回、皆さまそれぞれrにいろいろな体感があります。

 そのなかで、毎日やっている鎮魂もそうですし、玉を動かずにじっと見る、そして玉に対してお祓いを奏上するということは、非常にシンプルで、特に鎮魂は、ただ玉を見るだけで29分間、もうそれだけで終わってしまいますが、ただ、この29分間の内面の世界には様々な体験があって、そしてまたその体験を俯瞰している視点というのがあります。

 この体感とか体験とかいうのは、様々なのですけれども、良い悪いとか、そういうのはまったくなくて、それをさらに俯瞰している視点を、しっかりと意識することによって、また自覚することによって、意識の世界の無限の可能性を感じ取ることができるのではないでしょうか。

 そして、倭論語のご修行は、昔の様々な神社での神勅・神託を選定し、それを皆さまで読んでいただいて感想をシェアするというご修行で、皆さまに前もって、そのご神勅をみていただくのですけれども、やはりこれも同じく単なる昔の言葉の羅列ですよね。単なる文字でありますけれども、そこでなぜこの神勅を選んだのか、そして、昔の人は神勅をどのように受け止めたのか、その時代背景も含めて、一つの言葉の中に様々な情報が含まれているわけです。

 それをしっかりと言語化することも非常に重要で、単なる内なる感覚で終わるのではなくて、参加者の皆さまが、それをちゃんと伝えるということをしっかりと意識して臨まれていたので、非常に刺激を受けました。

 やはり我々の日常のなかでも、目に見えない世界の働きを自覚して、それを言葉にすることによって、それを使いこなすことができる、ということが大切です。たとえば仕事のなかのメールで、文章があるというだけでなく、その背景にどんな情報があるのか、働きがあるのか、ということをしっかりと自覚して、それを使っていくということにより、コミュニケーションがスムーズなり、無限の可能性を広げることになります。目に見えない働きを自覚することにより、自分の可能性を広げ豊かになるということを、昨日のご修行をもって、わたくしも自覚させていただきました。

 ご修行のためのご修行ではなく、ご修行で得た視点や働きを、日常に活かすということが重要になってまいりますので、それを自覚して、今後もご修行の方をしっかりと進めていきたいと思っております。

 ありがとうございました。(森田)

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