1. HOME
  2. お知らせ
  3. 2022年4月14日の祝殿講習

2022年4月14日の祝殿講習

 令和4年4月14日 白川学館祝殿講習が開催されました。リアル開催にて行われましたなかで、今回のご修行の体系としまして、祓戸四柱のご修行をさせていただき、そして兌館におきましては、写し祝詞の学びに繋がるところの、線を書く、ということを実際に共有させていただきました。はじめに、祝殿におきまして、自修鎮魂法、お祓いと執り行われ、その後に、祝殿、兌館と二つのグループによるご修行を進めさせていただきました。

 祝殿におきましては、祓戸四柱のご修行が、動のご修行として行われるなか、神人一体による遠津御祖神のおはたらきと、五行の神々のおはたらき、さらには、神人一如による、神籬(ひもろぎ)が立つことによる神々のおはたらきと、各動きが伴うご修行がなされました。

 ご参加されました皆さまからのご感想を既にいただいていますなかで、遠津御祖神のおはたらきをお迎えした実感があったこと、自動的に身体が動くことが、意識がはっきりとしたなかで確認できたこと、立ち現れている様々な動きのあり方を自問自答しながら、ご修行を行なったこと、と、お一人おひとりの皆さまそれぞれに、言語化を通じてのご感想をいただきました。

 兌館のご修行におきましては、写し祝詞の学びに繋がるところからの、一つの線を書いていただくことを共有させていただき、その後に、お祓いを行なっていただきました。筆の穂先を上げることに意を向けながら、線の字の最初から最後まで、丁寧に書くことを、実体験していただきました。実際に身体を通じて、行なっていただきましたことから、その時の様々なご体感を、ご感想としていただきました。

 無意識に力が入っていることに気づいたこと、筆の穂先をあげて一つの線を書くことは、祓いの発声と同じように、一つひとつの言葉を置くことに繋がること、一つの線を書くことにより、意識がしっかりと行き届いたことで、その後のお祓いの発声のあり方にも影響がもたらされたこと、というようなご感想もいただきました。

 私自身の所感となりますが、各ご修行をもって、皆さまが様々にご体感されたことを、ご自身の言葉で言語化をするということが、精緻な客観視の学びに繋がることとしまして、白川学館でのシステム学習の大事な要素であるということを、あらためて感じさせていただきました。

 今回はリアルでの祝殿講習となりましたが、オンラインでの祝殿講習も同時になされるなかでデジタルとアナログの統合による学びを共に深めさせていただきながら、祓い、鎮魂、言霊の本義に繋がる学びの場を、共に創造展開させていただきたいと思います。(斉藤)

お知らせ

お知らせ一覧