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2022年2月2日のオンライン祝殿講習

 2月2日にオンライン祝殿講習が行われました。当初はリアルの参加、祝殿に来ていただいて行う予定だったのですけれども、昨今の社会情勢を鑑みまして、急遽切り替えて、オンラインでの祝殿講習とさせていただきました。にもかかわらず、たくさんの参加者の方々にお集まりいただきまして、誠にありがとうございました。

 このたびは、金霊神のご修行としましては、「塩土の玉」、そして「水晶右巻きの玉」の二つを使いましてご修行させていただきました。前回から、一つの玉ではなくて、二つの玉を使ってご修行を行うということで、エネルギーの比較ということもあろうかと思います。その感想のなかで、色々な体感というものを聞かせていただきました。みなさんの体感ということを、今後、白川学館では精緻に整えて、その精査をさせていただきたいという思いがございます。

 また、このたびのご修行から、レポートの提出ではなくて、そのときに感じた体感というものを提出していただく、というようなかたちをとらせていただいております。今後、皆さまの色々な感想をまとめまして、またひとつお出しできることがあろうかと思っております。

 金霊神のご修行のあとは、昨年は、一年を通して「沙庭」のご修行を行いましたが、これは高濱清七郎先生が白川の門人の方々と詠まれた歌のなかから、当時の神観を掴もうということで行われまして、そして今年、2022年は、「和論語」というものを、一年間通して学びましょうということになりました。

 これは、当初、七澤賢治元代表から、祝殿講習の教材として「沙庭」を使うか、または「和論語」というものを使いましょう、というようなお話がありまして、「はふりめく」でも、ずいぶん前から、白川が神を掴む、そして神観を掴むという学びのなかで、和論語を使ってきたという経緯があったというようなお話を聞かせていただいております。

 「和論語」というのは、日本全国の一宮でありますとか、それから大社など、そういった、もろもろのお社に降りたご神示、ご神託、そういうものを、神明部としてまとめられたものであります。

 これを一回につき五つずつ、事前に参加者の皆さまにはお届けさせていただきまして、皆さまには前もって読んでいただいて、当日そのなかから選んで感想を述べていただきます。

 その感想はどういうことかといいますと、和論語の中に出てくるご神託というものが、今、白川では神々と人とのコミュニケーション、神を掴むというようなお話がありますけれども、そのコミュニケーションプラットフォームとしての学びというのがあるわけですが、そのときの、人の側の在り方、金霊神のご修行を通して、神々の階層を深めてきたうえで、これから先、学びを深めていくときに、人の側としてどういう在り方が良いのか、どういうような人の在り方というのが、当時、学ばれていたのかということを和論語の中から深めましょう、というような学びになっております。

 そういった意味では、なかには道徳的な、そういった文面も多く、たとえば、「邪(よこしま)な心を持たない」ですとか「慢心しない」とか、そういったいろいろな言葉も出てくるわけですけれども、そのなかから、ご自身がご自身を客観視していただいて、今の自分にこういうところが足りないのではないか、こういう心持ちを持った方がいいのではないかというようなところを、お一人おひとりが自分自身と向き合いながら、客観視して掴んでいただく、というような学びになっております。

 それはやはり、今オンラインで学びが進んでいるがゆえにということもあろうかと思います。やはり祝殿で行われていたリアルのご修行の場合には、ここの凛とした佇まい、それから参加される皆さん同士の、真摯でひたむきな想い、そういったものを肌で感じることができるわけですけれども、ご自身がご自宅で学びを深めるなかで、やはりそういった部分をもう少し感じていただきたいというような側面もあります。和論語というのは、非常にこの時期、ぴったりの学びになるのではないかなというふうに思っています。

 まだ今回が第一回目ですので、これから感想が続々集まってくるところでもありますけれども、今年一年2022年は、この和論語を使って、大いに皆さんとともに学びを深めていきたいと思っております。

 ぜひ、たくさんの皆さまに、この講習会にご参加いただければと思います。

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