8月18日にオンライン祝殿講習を行いました。今回は、50名の参加者の皆さまと一緒に、隕鉄で金霊神のご修行をさせていただきました。
今、この不安というのものを、いかに希望に変えていけるか、変えられるか、そこが非常にキーワードといいますか、キーポイントになっています。昨今の色んな社会情勢の中で、やはりテレビだけに頼って情報をみていると、非常に不安になる方が多いと思います。だんだん家から出られなくなって、人との繋がりが希薄になってきて、そうこうしているうちに、不安が増長する傾向があると思います。
昨日ご修行を一緒にさせていただいて非常に感じたのは、そういう中だからこそ、やはり産霊(むすび)の力といいますか、産霊は非常に大事だということです。この年末、それから来年に向けて、今、まさしく八神殿の学びということが始まっているわけです。
このオンライン祝殿講習でも、この祝殿と各ご自宅が、ただ単にその映像や音声というもので繋がるのではなくて、産霊を起こしているような、参加者の皆さまと一緒にいるという、その安心感がありました。ご修行された方の感想として、非常に軽くなっていた、始まる前は、すごく重かったんだけども、軽くなっていったというような、ご感想をたくさんいただいたりしています。ネットワークの中で、これから私たちもいかにして色んな産霊を起こしていくか、それから皆さんと繋がりを持っていくか、そういうことが、どんどん課題になっていくんだろうと思います。
そこに、また、いろいろな私たちの活躍の場といいますか、エネルギーを注ぐ場があり、それからいろいろな方が、エネルギーとしての産霊を起こしていけるような、そういうオンライン祝殿講習でありたいと思います。それと同時に、白川の教え、学びが、新しい時代を迎えて、その学びが、デジタルの力を借りながらですけれども、どんどん進化していく・・・、そこに私たちも、またフィーチャーしていくような、そこが大事なんだなあということを、非常に痛感したご修行の一日でした。
ご感想の中でも、沙庭の短歌の中から一首を選んでいただいて、その一首の中に、思いが非常に詰まって、ご感想を述べられた方がいらっしゃいました。そこの一言を聞いただけで、参加者みんなが心をひとつにできるような、それもまたひとつのエネルギーであると、共有できるご修行になっているんだなあというふうに思いました。そういう意味でも、みなさまで感想を共有するシェアタイムで、できるだけたくさん、お一人お一人の考えを共有するということも大事だなあと痛感したようなご修行でした。
来月も2回ありますけれども、すでに満席というような話も聞いています。どんどんご修行を、新しく展開していきたいと思っています。(山口)
昨年度より、オンライン祭祀として、祝殿講習を行わさせていただくなかで、今回の祝殿講習の学びにおいて感じさせていただきましたことは、大霊神のご修行、沙庭のご修行の、各ご修行においての、皆さまのご感想、感じられたことの、言葉の在り方の一つひとつの表現が、精緻なコミュニケーションに繋がるような・・・自らを客観視されながらの、言葉の発動の展開を、とても感じさせていただきました。
昨年よりのコロナ禍や、様々な出来事が起こる社会情勢において、そこに今日の情報化社会が合わさる形で、世界との関係がより緊密になっております。そういう中においても、階層知をもって、自らを客観視することを、実践知として行われていると思います。
そして、昨日の祝殿講習におきましても、日頃の学びとしての五階層を実践知として、自己をしっかりと客観視する姿勢をもって、言葉の一つひとつを発していらっしゃることを感じさせていただきました。
世間におきましては、いわゆるオンライン、リモートなどのテクノロジーをもって、デジタルとアナログの各立場が問われているところがあるなかで、祝殿講習の学びにおきましては、デジタルとアナログの統合によるコミュニケーションの在り方をもって、学びの進化が確実になされていることを感じさせていただきました。
今日のような世界情勢のなかで、公を共に生きるという姿勢をもって、明確な意志をもって、学びの場に共に参加させていただき、そして、公を生きる同志として、ますます学びを共に深め、広めさせていただきたいと思います。(斉藤)